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9月, 2012の投稿を表示しています

基礎ってなに? 青空教室 第1回「動く家、仮の家」@東近美

秋が深まってきました。夜は肌寒い。 そんな秋分の日の夜、東京国立近代美術館へ。 レクチャーシリーズ「青空教室」@夏の家 第1回|動く|  牧紀男(計画家)、中谷礼仁(歴史工学家)、坂口恭平(建築家など)  9月22日(土)18:00-20:00 テーマ:「動く家、仮の家」 ※坂口恭平さんは現在海外にいるため、Skypeによる参加。 登壇された方それぞれの立場から、「動く家、仮の家」についてお話されたのですが、とても興味深い話が続々。わたしは、建築の専門家ではないので、専門用語や建築家の人名などメモったのですが、外で薄暗くメモもちゃんととれず、話の内容も思い出せなかったり、という感じでしたけど、それをぬきにしても、とても面白い話がたくさん聞けた。 ● 牧紀男 サンは、京都大学 防災研究所巨大災害研究センター准教授で計画家という方。国内外の仮設住宅、バラック、そしてイギリスのNGO「 シェルターボックス 」が建てたテントなどを紹介。 ● 中谷礼仁 サン。歴史工学家の方。早稲田大学創造理工学部建築学科教授でもあります。一方、ご自分で 編集出版組織体アセテート を主宰、これまたユニークな出版もされています。 中谷サンは、現在さまざまなフィールドの方と連携して調査を続けている「千年村・古凡村」研究についてを発表。あと、 瀝青会における著書、今和次郎「日本の民家 再訪」 の一例である、糸魚川の船小屋周辺調査を紹介。さらに、ちゃんとメモってないから、詳細おぼえていないのですが、 コルビュジエのドミノハウス についてもお話されておりましたけど、詳細メモできなかった。 ● 坂口恭平 サンは、もちろん モバイルハウス について。「モバイル」の解釈がいわゆるケータイ電話などのモバイルとはちがい、土地に定着しない、という意味で「モバイル」というワードを採用しているとか。なるほど。 気になったこと。 ● 坂口サンの著書「独立国家のつくり方」 の“独立”とは、エネルギー、ライフラインからの独立でもあるのでは?(牧サン)。“独立”ではなく、制度をどう解釈して抜け道を探っているのでは。独立したら死んじゃうかも(中谷サン) ●ひとは助けてもらうと、助けてもらい慣れてしまう。災害になると、車が重要になる。車には住まいが集約されている(牧サン)

連休まんなか公園ごはん

近所に大きな川と大きめの公園がある。 たまーに、ほんとにたまに、お昼ごはんを川べりや公園で食べたりしている。ふらっと。 しっかりお弁当を作ることもあれば、パン屋さんでいくつか買い込み、ビールなども持参して。 きょうは、パン屋さんで買ったものと、ちょっとだけお酒も持参し、公園へ。敷物も文庫本も持たず、ふらっと。あるのはiPhone くらい。それくらい、ふらりと。 子供がボール遊びしていたり、散歩中のご年配のご夫婦。カッコイイ車椅子にのってる若い男性は、そばについていた女性とデート中みたい。ハトはおこぼれをいただこうと、近寄ってくるが、あげない。そのうち、どこかへ飛んでいってしまった。 ラジコでFMをかけると、山下達郎のサンデーソングブック。なんという正しい休日だろう。 などと考えていると、蚊に食われてかゆい、かゆすぎる。で、早々に退散。 しかし、ほんとにいい天気。さてと夕方か夜、また散歩に行こうかなあ。今度は、花火持参で川べりに。

スタジオ・ムンバイ展と夏の家(仮)。

気になり続けていた、 スタジオムンバイ展「PRAXIS」 へ。 インドの建築家、ビジョイ・ジェインさんが率いる職人集団、とでもいうのでしょうかね。説明によると ・ インド各地出身の有能な職人たち(大工、石工、鉄工、金工、井戸掘り工など)約120名が住み込みで働き、ジェイン氏の指導の下、地勢や気候を読み、井戸を掘って水源を確保し、地元由来の素材とそれに適した工法を用いて建築をつくっています。 ということだそうです。 すごいなぁ。なぜ日本では、このようなことができないのだろう。 職人さんは、スゴイ、カッコイイ。やはり、実際に手を動かす人が、好きだ。 インドで職人になりたい。 後日、東近美で職人さんの作業を見にいこうと思っていたのを変更して、この日の取材がおわったあと、竹橋にかけつけた。日が沈むまでに、行かなくちゃ。と。かなり駆け足で。 東京国立近代美術館 MOMAT 「夏の家(仮)」 すでに東屋などはできあがり、あとは、植栽類を埋めるのみ、という作業でした。 早稲田の建築の学生さんかな。みんなでチカラを合わせて、穴を掘って埋め込む作業をせっせと。 この時は、作業のジャマにならないよう、作業するスタッフ以外は芝生に入ってはいけなかったのですけど、いまはできあがり、もうブランコにも乗れるし、夕涼みしながら中でビールやモヒートなどを楽しめる空間になっています。 そして月末には、このようなイベントが。東京エールやモヒート飲みながら、お話を聞きたいと思っています。 連続レクチャーシリーズ「青空教室 」 第1回|動く|  牧紀男(計画家)、中谷礼仁(歴史工学家)、坂口恭平(建築家など)  9月22日(土)18:00-20:00 ※坂口さんはskypeで参加予定だそうです。 第2回|考える| 藤森照信(建築史家)、塚本由晴(建築家) 司会:後藤治(建築史家)  9月28日(金)19:00-21:00 第3回|つくる| 内田祥哉(建築家)、高橋てい一(「てい」は青偏に光)(建築家) 司会:戸田穣(建築史家)  9月29日(土)18:00-20:00

蓮沼執太フィル@恵比寿リキッドルーム

行ってきました、恵比寿にあるリキッドルーム。 蓮沼執太サン、ますます充実した仕事ぶりです。 ゲストに、環royサンも参加し、さらに幅広い表現力で。 彼はどこまで行くのでしょうね。 この先、とても楽しみな作家さんのひとり。 音楽、美術、そしてそれ以外にもたぶん活動フィールドが 広がっていくと思うから。

「寄藤文平の夏の一研究」展@gggへ。

時間がないけど、せっかく銀座にいたので、ばたばたっとgggへ。 寄藤文平の夏の一研究 展 gggではめずらしいスタイルの展示で、ユニークな試み。 以前、服部一成さんと寄藤さんのお話を聞きに行ったことがある。 話を聞いた印象は、寄藤さんは「理詰めの人」。 いま行なっている展示を見て、やはり理詰めで考えて それをデザインに落としこんでいるのかな、と改めて感じた。 そのデザインやイラストへ落とし込んでいく過程はさまざまですが。 ぼんやりと作っていない。 言葉に変換して、それをカタチにしていく行程。 地下一階は、かなりの点数。 改めてpeteさんと行く予定なので、 今度は時間にゆとりを持って行こうと思う。

てぬぐい生活

ここ数年、ハンカチを使わなくなっている。 夏が異常に暑くて、汗をかなりかくからという理由もあるのだけど、 てぬぐいの肌触りがとても気持ちがよく、 サイズもハンカチより大きいから、助かる機会も多い。 たとえば、特殊ですけどゲリラ豪雨。 あたまにふわりとかけて、駅までダッシュ。 リュックの水滴もそれで、ぱぱっと拭いてしまう。 べしゃべしゃになるけど、しぼればいいし。 自転車のサドルも、濡れていたらてぬぐいでささっと拭いてから。 外のトイレを利用した際も、 わざわざペーパーナプキンを使わないように。 などなど、けっこう助かる。 外にいる時間が長いときは、首に巻きつけたり、肩を覆ったり、 日焼け防止としても。 きっかけは、結婚式のお祝い返しに、てぬぐいで包んだ ナチュラルな入浴剤をいただき、それを使ってから。 てぬぐいって使えるな、と思い、それ以来 いわゆるいまどきの和風ショップでは買わないけど、 特別なところへ出かけて、変わった柄を見かけると 買うこともしばしば。 落語の会は、落語家さんの特注のもので、楽しい柄もある。 また、最近では美術館などのグッズで売っていたり。 浴用のタオルより薄いから、山登りするときも重宝。 登ってる最中はもちろん、下山後近くの温泉に入ってカラダも洗えるし、 さらにすぐ乾く。ほんと助かります。 男性の方も、ぜひぜひ。 下町では、200円ぐらいで手に入りますよ。

都電荒川線、初乗車。

仕事がらみでほぼ一週間、連日都電荒川線に乗った。 生まれて初めての、荒川線。本当に楽しかった。 駅を出発するときの「チンチーン」という音。 のんびりと発進したあとの、ガタゴトという小さな揺れ。チャーミングな車体。 なにより、地元の方の足として、しっかりと機能しているのがとてもいい。 JRが乗り入れしているような大きな駅はにぎわいをみせているが、 無人の小さな駅そばの商店街は、のんびりと閑散としているけど、 地元の人のために商売をしている、そののどかな感じ、 この先も残ってほしいなぁと思いながら ぶらぶらと歩いていた。 なくならないでほしいな。 引越し先、あのあたりにしようかな。