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1月, 2013の投稿を表示しています

仕事:三河島ライフスタイルブック制作

三河島駅そばに建設されている「アトラスブランズタワー三河島」。物件の周辺情報を紹介するブックを制作しました。取材および原稿制作を担当。

柔道を必修化する必要って

 中学校は今年度から、武道が必修化されている。柔道・剣道・相撲のどれかを選び、それを教えることになっていて、防具や土俵などの準備のこともあるため、柔道を選ぶ中学が多いといわれている。  私はスポーツで痛みを伴うことのはイヤなので、柔道をやりたいと思ったことはない。バレーボールすら、腕が痛くて体育の時間にバレーボールをやるのが、苦痛だった。  普通の子どもは、柔道着を持っているという子って、おそらくごくわずかでしょう。大多数の家庭は、今回中学校の授業のために柔道着を買わなければいけないわけです。実際に学校を通じて購入している子がほとんど。  それ、おかしくないだろうか。なぜ急に必修化されるのか。このことによって潤う業界があるってことですよね。  そしていま、柔道の世界のパワハラ問題が表面化している。少し前には、大学柔道部の指導者と女性部員のややこしい問題もあった。それでも中学校では柔道を必修化し続けるのだろうか。疑問。

岩手「いわて雪まつり」冬の東北3

 さて、どーもくんとの対戦になかなか勝てない私。でも、冬の東北情報は引き続き、読めますので、ぜひ対戦してみてください。  きょうは「 いわて雪まつり 」です。かまくらでジンギスカン、いいですよね。おいしそう! ● 岩手の冬を代表する、みちのく五大雪まつりのひとつです。かまくらでは、こたつで温まりながらジンギスカン料理や豚汁、甘酒に舌鼓を打つことができます。日が暮れると、雪像がライトアップ。さらに打ち上げ花火が雪面を照らし、ロマンチックな夜を過ごせます。 2013 年の開催予定: 2/1 (金)〜 2/11 (月) 【ほっこり東北の冬】NHKネットクラブキャンペーン 「どーもくんと対戦!温泉卓球ゲーム」。

秋田「乳頭温泉郷」冬の東北2

 この日の分をキャプチャするのを、うっかりしてました。 東北ほっこり情報、2日目は「 乳頭温泉郷 」。 ● 十和田・八幡平国立公園、乳頭山麓に点在する、個性的な7つの宿からなる乳頭温泉郷。江戸時代から続く温泉や、ブナ林に囲まれた露天風呂、廃校になった木造校舎を移築した宿など、様々な特徴ある温泉があります。冬期ならではの雪見露天や、万病に効くともいわれている七湯めぐりも楽しめます。

青森「あんこう料理」冬の東北1

 きょうから始まった、仕事のサイトでアップされる情報です。  第一日目の東北ほっこり情報は、「あんこう料理」。 ● 下北半島の北部、風間浦村では、古くから数多くの魚介類が獲れます。中でもあんこうの漁獲量は、全国でもトップクラスです。独特の漁法により、全国でも珍しい生きた状態で水揚げされるあんこうの旬は、 12 月〜 3 月頃。あんこう鍋やあんきものほか、新鮮なお刺身やにぎり寿司、とも和えなどが楽しめます。

無印の土鍋、冬こそ、これ。

 注文していた無印の土鍋が今朝、届いた。さっそく、最初のお手入れとして、おかゆをぐつぐつ。  これを見ながら思い出したのは、日本の昔話「舌切りすずめ」。鍋の中をじーっと見ていると、のり状態になっていくのがよくわかる。とろり、おいしそう。これをすずめが食べて食べてしまって、おばあさんに切られてしまったわけか。  そして、晩御飯の準備。例のいただきものの飛騨牛を冷蔵庫から出して、割り下作りから。これまで、割り下から作るすきやきというものは、作ったことがなかった。テキトーに野菜を入れて、ぐつぐつと煮るすきやき(と呼んでいいのか微妙)しか作ったことがなかった。牛脂を使うのも、初めての体験。  まず、鍋に牛脂をいれ脂を溶かし、砂糖も入れてあめいろいしていく。それを割り下で溶かしながら、具材も入れて焼くというか煮る。  そして、湯気で白くなっているが、このような仕上がりに。  とっても甘い。肉の甘味がよく出ている、割り下の甘さとはちがう、甘さ。子どもの頃は、すき焼きやあまり好きではなかったし、北海道は豚肉だった。牛肉は、東京に来てから食べるようにはなったが、豚のほうが慣れている。でもさすが、高級な飛騨牛。ぜんぜん質が違う、甘みもやわらかさも違う。おいしかった。  今度はもっと、うまく作れるといいのだが。ごちそうさまでした。あー大満足。やっぱり土鍋を注文して、正解。

冬の東北は面白くておいしくて、お祭りいっぱい。

 卓球ゲームのあとは、東北の冬の魅力にほっこり。   【ほっこり東北の冬】NHKネットクラブキャンペーン 「どーもくんと対戦!温泉卓球ゲーム」。   仕事で関わったサイトが、本日公開されました。 NHKの人気キャラクター、どーもくんと 卓球で対戦し、ポイントをゲットするというゲームです。 どーもくんと、スリッパで卓球ができますよ。どーもくんがけっこう強い、手強いのですよ。私、勝てません。。  ゲーム終了後は、日替わりで東北のほっこり情報が見られます。 ※開催期間は、1/29(火)〜2/15(金)正午まで。 会員登録が必要なのです。お手数おかけしますが、すみません。  ゲーム終了後に日替わりでアップされる、冬の東北のお祭りや観光情報。この内容が、実はかなり面白い(お世辞抜きで)。  北国育ちの私でも知らなかったような内容ばかり。たとえば、雪国ならではのかまくらの本来の遊び方や、巨大混浴温泉、雪があるからこそ体験できる幻想的なフェスティバルや、郷土の魅力がじんわり伝わる民俗系のお祭り、冬の東北のグルメ情報など、冬の東北ってこんな面白いところだったのか!という驚きがいっぱいです(お世辞抜きで)。  日替わりで毎日情報がひとつずつアップされるので、お楽しみに。  毎日、スリッパ卓球すれば、かなり上達しそうです。  仕事の息抜きに、おうちでお子さまやご家族と、ぜひ遊んでみてくださいね。きっと、冬の東北が好きになると思いますよ! 第一日目の東北ほっこり情報は、「あんこう料理」。 ● 下北半島の北部、風間浦村では、古くから数多くの魚介類が獲れます。中でもあんこうの漁獲量は、全国でもトップクラスです。独特の漁法により、全国でも珍しい生きた状態で水揚げされるあんこうの旬は、 12 月〜 3 月頃。あんこう鍋やあんきものほか、新鮮なお刺身やにぎり寿司、とも和えなどが楽しめます。

作家に必要なのは、健全な肉体に宿る不健全な魂。村上春樹

 これは、 「夢を観るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集 1997年ー2009年」村上春樹(文藝春秋)の中の言葉。 ( 2011年6月に行われた最新インタビューのオリジナル収録した 文庫版は、 こちら )  97年から09年までに行われたインタビュー集。日本のほかアメリカ、中国、ドイツ、フランスなど、世界の編集者や作家から直接受けたインタビュー、およびメールでのやりとりを一冊にまとめたもの。    私だけかもしれないけど、文章にかかわる仕事をしている人であれば、とてもしっくりくる内容ばかりだと思う。書くことに至った経緯、なぜ肉体を鍛えるのか、長編を書くにあたって必要なもの、海外での生活で得たもの、など、村上春樹の本を長らく読んでいる人ほど、うんうんと頷く、そしてそういうことだったのか、とヒザを打つ内容が綴られている。  彼は、いわゆる夜の付き合いをほとんどしない。業界の人々や同業者とも、つるまない。規則正しい生活を送る。そして、カラダを鍛える(主に走ること)。それだけではなく、さらに作家に必要なものとして、「健全な肉体に宿る不健全な魂」を挙げている。それは、彼が考える、長編を書くにあたって必要な要素、という。健全な魂では、文章の中身が健全になりすぎる。不健全な魂があってこそ、心の闇を描ける、ということ、ふむふむ。  いわゆる(使いたくない言葉だが)クリエイターと言われる制作の人にとって、朝までお酒を飲んで朝帰りしたり、大勢で宴会をしたり、ということは、まあ普通だったりする。もちろん作家とはちがい、広告制作などは集団でモノづくりを行うので、そもそも別物でもあるのだが、個人的には村上春樹の考え方、私は賛同。  好きなジャズからの教訓が3つあり、小説に応用しているという。それは、リズム、ハーモニー、そしてインプロヴィゼーション(即興)。確かに、文章はリズムが大切、さらに内容が調和しているか、そして勢いでががーっと書き綴る即興性があってこそ、読者も引き込まれる。  さらにクラシックについて。翻訳について触れているインタビューでは、柴田元幸の翻訳を「バッハの音楽に似ている」と表現する。シンメトリカルというか、どこかで数学的というか。不思議な世界を生み出すけれど、とても理性的(褒め言葉)。でも彼は、物事

ほぼ日から、無印へ。

高級な飛騨牛をいただいた。箱から肉を出して、まじまじと見る。 どうやって料理しよう、うーん、牛脂の塊まで添えてある。 どう考えてもすき焼き、それがいい。 という結論に。 でも、いま土鍋ないし。 その肉を普通の鍋で? なんでふつうの? やっぱり土鍋か鉄鍋でしょ。 でも、鉄鍋は出番が少ないから、土鍋だわ。 でもいま、うちに土鍋がない。 このお肉をいただく目的で、土鍋買うの?  2年前までは、家に土鍋があった。311のときに、台所用品がたくさん壊れた。その中のひとつに、私のなかでMacに次いでかなり高い買い物だった土鍋が、粉々に割れた。 ほぼ日で販売している、あれ 。台所用品でこんなに高いものを、買うことに決断力もかなり必要だった。でもいいなあ、使ってみたいと思い、一生物にしようという気持ちで注文した。でも、あっさり粉々に。あれ以来、土鍋を買うことを躊躇したままだったのだが、今回お肉をいただいてしまったことで、再度買い直す気持ちになった。おいしいものを、おいしくいただきたい、単なる食いしん坊な欲求。  候補の土鍋をいろいろ探したが、高いのは買わない、と心に決めていた。あの時のもやもやとした残念な思いがよみがえりそうで、つらいから。  ということで、 無印のごくごく普通の土鍋 を注文した。サイズは、大きいものに。大は小を兼ねるから。注文したのは、このタイプ。  来週火曜日に到着する。今度のものは、壊れそうなところに置かず、ちゃんと用心しておこうと思う。大事に使いたい。  しかし、いただいた食材のために、お金を出して道具を購入するって。いずれは買おうと思っていたから、まぁいいのですが。間違ってるわけじゃないですよね、この流れ。

コーヒーは手淹れにかぎる

 「安い豆でも、マシンで淹れるのと、手淹れするのとでは、何倍も味がちがうよ。豆本来の味に近くなるし、なんといっても手淹れだと機械が壊れる心配もない。サーバーを割っても、専用のものじゃなくてもいいから、値段も安いしね」。   下北沢にいた当時、コーヒー豆焙煎店「 モルディブ 」で豆を買い求めていた。その店長さんが、サーバーの扱いが荒く、頻繁に割ってしまう私に、こう教えてくれたのがきかっけだった。  かつては、ブラウンのコーヒーメーカーを使っていた。私のサーバーの扱いが荒すぎて、よく割っていたため、その都度純正サーバーをそのお店で買っていたのだが、安くはないし取り寄せに時間もかかる。正直、嫌気がさしていた。めんどくさいから。  なるほど。そうか、手淹れにするとたしかに安上がりかもしれない、特に私のような雑な扱いをする者にとっては、かなり助かるしラク。そのアドバイス以来、コーヒーは、いつも手で淹れるようになった。  手で淹れると、本当に味がぜんぜん違う。プロじゃない私が淹れても、それなりにおいしい。でも、それ以上によかったのは、気分転換の時間が作れるようになったこと。普通のやかんでお湯を沸かし、くるくると円を描きながらお湯を注ぐ。少しづつお湯の高さが低くなっていく。すべて淹れ切らないうちに、またくるくるとお湯を注ぐ。それをじっと見つめる。それが、意外に気持ちの切り替えになる。  仕事をしていると、モヤモヤと行き詰まることが多い。特に、この仕事をしていると、うまく気分転換をしなければ、大変なことになる。(今はなき土屋耕一さんは、気分転換に手を洗うと書いていた。香りのいいせっけんで、手を洗うそうだ)。  そういう意味でも、コーヒーを手淹れすることは、仕事にも役立っている。電気代もかからない。今週は仕事で外に出ていることが多かったので、朝多めに淹れて小さなポットに詰め、そのまま持ち歩いていた。  マシンからサーバーとドリッパーを外して、それを使って手で淹れる。それだけで、だほんとうに、数倍もおいしい。だまされたと思って、ぜひ。

穴子の香り寿司弁当

 お腹が空いたままスーパーへ突入するのは、とてもキケンと思いつつ、ピーコックへ。ふらふらと歩きながら、鮮魚コーナーで「あぁこれは夏のものなんだけどなあ」と思いつつ、刻み穴子をカゴに入れてしまった。だいたい、量的には満足いくものではないことをわかっているのに、つい買ってしまう穴子やうなぎ。それをなんとかごまかしつつ、量的にも満足させるのは、これしかないのだ。  しかし。作ろうとしたら、きゅうりがない。翌日こそ、と思ったら今度は酢が足りない。で、今日やっと完成。  穴子の香り寿司の作り方。きざみ穴子、みょうが、大葉、塩もみしたきゅうり、そして白ゴマをさくっと酢飯と合わせただけ。手間もかからず、野菜は刻むだけ。私は酢飯用の酢を用意していないので、酢+砂糖+塩で合わせ酢を作り、ごはんに混ぜている。  添えたのは、ふつうのポテトサラダ、ひじき煮、たたきごぼうの胡麻和え。酢飯は子供の頃、あまり好きではなかったのに、いまはこの酸っぱさがたまらないと感じる。ビールの苦さが美味しいと思えるようになったのと、同じだろうか。  少ない穴子で、たっぷり楽しめる食べ方なら、これがおすすめ。

あの男性は大丈夫だったのか

 お昼すぎ、とあるうどん系ファストフード店の前に、救急車と消防車がとまっていた。店内に隊員の方がいて、年配の男性を担架で運ぶようだった。出てきたときに、店の前にいたので、その方の様子が見えたのだが、胸の上に帽子と手をのせ、目をつぶっていた。どんな状況なのかはわからなかったが、大事にいたっていないとは思う。  付き添いらしき方はいなかったので、おそらくお一人で食事をしていたのだろう。かなりのご年配なのかも、という様子だった。  改めて店内をちらっと見てみると、隊員の方が店内にいるときも、店内のほかのお客さんはもくもくと食事を続けている。だれもそちらを気にしていなさそうだ。淡々と食事をしている、というかお腹にとりあえず食べ物を入れている、という風、食事というより。おいしそうな様子がなくて、とてもシュールな光景。倒れている男性も、おひとり。ひとりの人たちが集まる店。特別なことではないのだが、なんだかいまの世の中らしい光景だった。  あの男性も、ひとり病院で過ごしているのだろうか。大丈夫だろうか。

玄米とさば塩玉子焼きのお弁当

 昨日は寝坊した。急いて朝ごはんとお弁当。玄米ごはん、さばの塩焼き、ネギと桜えびを入れた卵焼き。味噌汁とみかんと。かなり、おなかいっぱい。

昭和・大正・明治時代のチャーミングな人びと

    これらの写真 は、弟が「おもしろいのをみっけた」とアップしてくれたもの。私の田舎の昭和・明治・大正時代の画像で、町の商工会制作によるカレンダーらしい。私が住んでいた町は、太平洋に面したとても小さな港町。襟裳岬につながる道路は、生まれた頃からずっと工事続きだった。沿岸には、バラックともいえるような小さな家が並んでいる。それらは、夏しか使わない昆布漁の方々の倉庫を兼ねた季節住居のようなもの。小学生のとき、ひと夏だけ昆布漁のアルバイトをしたのだが、お風呂は五右衛門風呂だったのを憶えている。  写真を見る限り、女性も男性もとても楽しそう。そして、生き生きとしている。それは、時代のせいなのかそれとも、写真が珍しいものなので、とびきりの装いでにっこりしているのか。いま、こんなすてきな写真、撮れるだろうか。不機嫌な表情の人が多いいま、こんなにぴかぴかした、チャーミングな表情の人を探すことが大変な気もする。ある意味、いい時代だったのかもしれない。

玄米といかげそ粕漬け弁当

  魚久@人形町 で買った、朝しか売っていない、いかげその粕漬けを入れた。キレイに粕を流してさっとグリルで焼き、お弁当へ。添えたものは、いつもの常備菜。これに、お味噌汁をつければ、わたしは十分。これ食べてから、ふらっと本屋さんへ行って、お昼の息抜き終了。ごちそうさまでした。  お弁当の写真を撮り始めると、器が欲しくなるなあ。見栄えが同じだから、物足りなくなってくるわけです。

冬眠中の亀を持ち帰ってしまった

 カワイイ! 縦横およそ3cmぐらいだった。ぐーぐー寝てたのに、ごめんなさい、持ち帰ってしまった。できれば飼ってみたかったが、以前、残念なことにもなったので、やはり自然に還してあげたほうが、彼のためでしょう。  ということで、近くの大きな公園そばの庭園へ連れて行きました。春には、姿を見せてほしいな。また会おうね。

2013/1/22 tue photolog

「独身者の住まい」竹山聖著がほしかった。

 たまにふらっと立ち寄る古本屋さん「 しまぶっく 」(上の写真は、現在ここを建て替え中のため、建て替え前の様子。下の写真は、現在営業中の借店舗。旧店舗のお向かいです)。この前見つけた「 独身者の住まい 」 竹山聖(たけやまきよし )著(廣済堂出版)を、どうしようかなあ、いま急いでいるからなあ、と迷った末、結局その時はやめてしまい、用事があったので急いで帰宅した。  でも、やっぱり気になって、読みたい気持ちがおさまらず、あとからお店へ急いで行ってみた。  あ。ない。売れてしまっている。。店長のわたなべさんへ伝えると「あーそれね、売れちゃった、ごめんねー」。泣。あの時、どうしてやめてしまったのだろう、とても後悔した。やめなきゃよかった。  古本屋さんへ行ったあと、このようなことが私はよくある。特にこの古本屋さんでは、何度も体験していることだ。だからその本屋さんへ立ち寄る前は、「きょうは絶対に出会いを大切に、出会った小さな、ささやかな縁は、今回は大事にしよう」という思いを心に、入店する。でも結局、今回も苦い想いを抱き、とぼとぼと帰宅した。ダメなわたし。  人との出会いもそうだが、本との出会いはとても大事。amazonを利用するときは、決め打ちで検索して注文することが、ほとんどではないだろうか。一方で、古本屋さんにあるものは、ここでなくちゃないものがほとんど。だから、ふらっと入ったときに出会った、気になったものは、買ったほうがいいのだ。次、その人にいつ会えるかわからないわけだから。出会いは、大切なのだ。その縁、大切にしたほうが、それから先の人生、楽しめると思う。と、わかっているのに、今回もこんな結果。。  あああ、しかし 竹山さん の本。やっぱり、読みたいな。ほしいと思って探してなかったら、よけいに読みたくなる。竹山さんは、文章もとても上手、さらに話題が建築のワクにおさまらない、でもちゃんと建築まわりの話題に着地している。建築の方らしからぬ話が、私は大好きなところ。面白い歌詠みをする竹山さんの文章、改めて読まなくちゃ。  

八百屋さんで春、見つけた。

 いつも行く八百屋さんで、菜の花を買った。初物、かな。菜の花は、苦いのだがとても春らしくて好きな野菜のひとつ。酢味噌和えかおひたしか、どちらかで食べることが多い。胡麻和えにすると、苦味が抑えられてしまう気がするから。小さい子なら、そっちのほうが食べやすいかも。大人は、苦味を楽しむから。さっと茹でて、どちらにしようかなあ、と考え、結局酢味噌和えに。  あわただしく作ったので、冷蔵庫にある常備菜だらけのお弁当ができあがり。玄米の上に、じゃことこぶ。鯵を焼いてほぐし、きんぴらと切干と、たたききゅうり、そして菜の花の酢味噌和え。色的に華がないなあと嘆いても、仕方がない。外食して、がっかりすることを考えると、まあこれでよし。わかめのスープを添えて、そんな昼ごはん。  早く、あたたかくならないかなあ。春は、すぐそこ。

只今、初午準備中@白笹稲荷神社

 日中、自転車で通りかかったら、なにやらもくもくと煙が流れてきた。なにか、燃えている。なんだろう、と思って尋ねてみた。「初午(はつうま)」のお祭りが来月あるので、そのために準備をしているそうだった。初午祭りとは、五穀豊穣を願うお祭りだとか。たぶん、氏子(うじこ)のみなさんなのでしょう、樹の枝をはらい、それを燃やし、さらに鳥居をていねいに拭き掃除している方々も。  小さな女の子も、お父さんと一緒に拭き掃除をしているようだった。  旗の準備も着々と。2月11日といっていただろうか。お祭りがどんな様子なのだろうか、改めて行ってみようと思う。