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7月1日は鳥越神社「水上祭 形代流し」


ここ3年続けて乗船し、撮影させてもらっている鳥越神社の「水上祭 形代流し」。今年もいいお天気でした。

水上祭形代(かたしろ)流しとは → 人のカタチをした紙、形代(かたしろ)を、祭壇を飾り五色の幣帛をたてた御座船(鳥越神社の神主さんと、町会の総代の方々が乗り込む船)につみ、鳥越神社の社名旗を翻した数十艘の群船に警護され、柳橋河岸より大川路(隅田川)を囃子の音も賑やかに沖へ下る。御座船では、奏楽の音と共に水上祭が執り行われ、罪障消滅の御祈祷がなされ、海底の奥底にある、罪(つみ)穢(けがれ)の根元、根の国底の国にこの罪穢を祓い清め、無病息災、寿命長久を祈念する。

というものです。
私が乗り込む船は、撮影の方々が乗り込む報道船。報道線は、御座船のそばを併走し進むので、けっこう早めに準備し、先に出航します。船宿は、柳橋を越えて浅草橋の先にある「野田屋」さん。乗船後、ゆっくりと大川へと進み、有明沖、東京ゲートブリッジの手前へと向かいます。計23隻です。






大川へ出ました。浜町あたりの高速が見えました。


ゆっくり進み、新大橋のそばまで出てきた。まだ御座船がきませんね。







清洲橋の手前で、御座船が登場。お囃子が鳴り響き、カッコイイ登場です。


清洲橋を越えて、隅田川大橋へ。私にとっては、いつもの見慣れた風景です。


まもなく、中央大橋へ。




いま建設中の環状2号線の前を通航。














東京ゲートブリッジが見えてきた。そしてお祓いが始まります。







人型の形代を、流します。その時には「祓えたまえ、清めたまえ」と唱えながら、放ちます。


三本締めで、水上祭が終了。このあと、各町会の船は、お食事が始まります。



私が乗り込んでいる報道船は、スピードをあげて大川をのぼります。柳橋方面へ。





船宿の「野田屋」さんに到着、無事に戻ってきました。下の写真は、私の乗船した船。



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