中学校は今年度から、武道が必修化されている。柔道・剣道・相撲のどれかを選び、それを教えることになっていて、防具や土俵などの準備のこともあるため、柔道を選ぶ中学が多いといわれている。 私はスポーツで痛みを伴うことのはイヤなので、柔道をやりたいと思ったことはない。バレーボールすら、腕が痛くて体育の時間にバレーボールをやるのが、苦痛だった。 普通の子どもは、柔道着を持っているという子って、おそらくごくわずかでしょう。大多数の家庭は、今回中学校の授業のために柔道着を買わなければいけないわけです。実際に学校を通じて購入している子がほとんど。 それ、おかしくないだろうか。なぜ急に必修化されるのか。このことによって潤う業界があるってことですよね。 そしていま、柔道の世界のパワハラ問題が表面化している。少し前には、大学柔道部の指導者と女性部員のややこしい問題もあった。それでも中学校では柔道を必修化し続けるのだろうか。疑問。