その前に、まず。これは、渋谷駅マークシティにあるホームレスよけらしい突起エリア。なにも考えずに歩いていると、見過ごすかもしれないけど、どうなのでしょう。渋谷区として、これはオッケーなのでしょうかね。ちなみに、都築響一さんは路上生活者を排除する目的のオブジェを「ホームレス排除アート」「ギザギザハートの現代美術」と命名しているそうだ。
五十嵐太郎さんのこのコラム、過防備する都市について綴られている。
ところで隅田川には、いくつもの橋がかかり、場所によっては併走するように首都高もあるので、雨除けスポットがいくつもある。そこには、ネコのほかに「住人」の方々もいる。
上の写真は、勝鬨橋。たまに川べりを走っていると、このような方々にお会いする。この方は、いつもこの場所ではなくて、移動しているご様子。荷物がコンパクトにまとめられています。まあ、基本ですよね。
次の写真。ここは、隅田川をもっと上流に進み、少し浅草寄りにある新大橋。台車には、アクセサリーというか、お飾りなのか、人体模型人形。どんな方なのか、とても気になる。人影らしきものがなかったので、またジョギングの際にチェックしてみようと思う。勇気を出して中をちらっとのぞいてみたら、この写真ではわからないけど、ダンボールの中には、ワークブーツの定番、RED WINGらしき靴が置かれていた。このようなタイプ。
こちらは、清洲橋。レンガの上に招き猫を置き、その傍らでご自分はグーグー寝てらした。けっこう大荷物だから、どこからいらしたのかわからないけど、とにかく大きな荷物を置いていた。翌日午後には、すでにこの場所はスッキリ、ものもなく人もいない状態だった。この風景は初めてだし、今後またこの方が来るとは思わないのだけど、何かの事情があったのでしょう。それとも、引越し最中で荷物が乗らなかったのか。謎です。
私が見ているかぎり、大荷物の方はほとんどいない。移動しやすくコンパクトにまとめた方ばかり。雨がふったり、警察の方がきたら、すぐに移動できるようにしている。
隅田川を上流に登り、浅草界隈までいくと、また別のタイプの方々がいらっしゃる。たとえば、坂口恭平さんの著書「TOKYO 0円ハウス 0円生活」(河出文庫)は、隅田川のブルーシートハウスで暮らす鈴木さんをルポした本。中央区のある下流界隈には、あまり生活していると感じる荷物の方はいない。おそらく、浅草界隈のほうが食料なども含め、生活がしやすいのだろう。
渋谷のあの施工と、隅田川界隈の様子。この温度差。私の住むマンションそばの公園にも、よくわからないが夜になるとゴミを集めてそこで寝泊まりしている男性がいる。その向かいに住むおばあちゃんは「特に悪いことをしているわけじゃないから、警察に言うのもねえ」と静観している様子。
近所に住む知人は、出張等で数日家を空ける際に、植栽の水やりをいつも特定の「住人さん」にお願いしているそうだ。とてもていねいだし、勤勉にお水をあげてくれるらしく、マジメな仕事ぶりは助かっていると話していた。仕事なので、その分のお支払いもしている。お互いにとって、とても幸せなことだと思う。
ただひとつ。隅田川のそばが、渋谷マークシティのようなことになってほしくないことを願う。
bape
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