企業内保育園で園長をされている女性を取材した。
保育士さんをされていて、何がいちばんよろこびかというと、
「生まれて初めて、に立ち会える、それもたくさん」
ということだった。
初めて寝返りを打った。
初めてしゃべった。
初めてトイレでオシッコができた。
初めてニガ手なピーマンが食べられた。
初めてひらがなが読めた。
初めて箸が使えた。
初めてスキップができた。
など、小さな子どもの「生まれて初めて」や
達成感に立ち会う、そして子どもとともに喜びをわかちあう。
幼稚園とちがって、保育園は
0歳〜就学前まで、朝から夕方や夜までいるところ。
そして、保護者より長く子どもと接する時間が長い、保育士。
喜怒哀楽にあふれ、「いいところ」をたくさん見させてもらい、
ものすごくパワーをもらう仕事なんです、と。
だからこそ、責任感もある。
成長を見守りながら、手助けをして、自分たちも育っていきたい。
こんな話をされた。
保育士さんの仕事はとても魅力的、すばらしい。
もちろん大切な子どもを預かる職業なので、
責任も重大だと思う。
その重荷を背負いつつ。
聞いていて、泣きそうになった。
働く親にとって、保育園はなくてはならないところ。
保育園の先生がいるから、親は仕事ができる。
保育士さんに、もっとお給料を払ったほうがいいと思う。
そしてすばらしい人材をたくさん集めてほしいと願う。
男性の保育士さんも、いたほうが絶対いい。
男の子にとって、おにいさんになる男性保育士さんが
いるといないでは、大きな違い。
カラダを使って遊んでくれる人がいたほうがいい。
年配の方も仕事をしやすい環境をつくって、
子どもを見守ってほしい。
若い保育士さんと、ベテランの保育士さん、
両方いる保育園が望ましい。
ベテランの保育士さんのアドバイスは、
若いお父さんお母さんには、貴重な声だと思うから。
すばらしい保育園がどんどん増えて、
女性も男性も働きやすい環境ができると、
もっともっと女性が仕事で活躍できる、集中できると思う。
保育士さん、がんばれー!
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