駆け足で、このふたつを見てきた。
渋谷区立松濤美術館
詳細は、青い日記帳さんのブログに詳しく説明されています。画像もこちらで見るのがよろしいかと思います。
私は、彼らの活動を後追いの書物でしか見ていないので、当時の熱狂ぶりがわからなかったのですが、美術関係以外にも大きく影響を及ぼしていたのでしょうね。同時代体験してみたかった。
いちばん見たかった千円札と、缶詰が見られたことは、とてもよかった。感謝。
ただ、不満が。ご年配の方が多数いらっしゃることがあらかじめ想定できる企画展なので、展示物の説明文はわかりやすい文字表記のデザインやレイアウトであるべきではないだろうか。私が訪れた開館早々の時間は、比較的ご年配の方も多く、説明文を読むためにカラダを曲げて斜めに読まれていた。行間も狭く文字のQ数も小さい、小さすぎ。さらに松濤美術館は灯りが暗めなので、目が悪い私は読むのがしんどかった。
彼らのシンボルマーク「(斜めになった)!」(エスクラメーションマーク)」へのリスペクトなのかもしれないが、それはそれとして。①『軌跡展』と題しているのですから回顧展、のようなものなわけで ②その枠内でのレイアウト方法を模索できる気がする、という意味です。
図録も同じレイアウト。たとえば、写真集のデザインをメインに携わってるデザイナーさんではなく、文字をしっかり見せることを主眼としている、エディトリアル系のデザイナーさんへ依頼する方法もあったのでは、と。
そして久しぶりの井の頭線にのって、吉祥寺へ。
A-things 武蔵野市吉祥寺北町3-5-8 イトーピア吉祥寺マンション1F
ギャラリースペースと、ビンテージファブリックを扱うスペースでの展示(〜3/30日曜まで)。こちらのブログに詳細が記載されています。
おかざき乾じろさんのポンチ絵展示です。『ポンチ絵』とは、私も知らなかったのですけど、サムネイルみたいな絵、ということなのでしょう。
20日から後半展示が始まり、その様子はこちらです。絵のタッチ、マチエール、素材への手の入れ方がよくわかります。
とても楽しくて、ワクワク見飽きない展示です。見に行って、よかった。おかざきさんの作品は、難解でとっつきにくいかもしれませんが、これはほがらかで見飽きません、ほんとです。ぜひ。吉祥寺から徒歩18分くらいかかりますけど、お天気がよければ散歩にもなりますし、周りにもお店がたくさんあって、楽しい時間でした。
A-thingのつぎの展示は、野村浩さん「Slash /Ghost」。これも行く。
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