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雪が降ったら雪だるま



 天気予報どおり、夜半から雨が降り続いていた東京。窓も曇って、結露もいっぱい。twitterを見ると、調布あたりの方がまず早々に「雪きた」とつぶやいていた。そのあと、目黒・世田谷あたりの方も続々と「積雪」報告をされていた。朝8:00ぐらいの段階では、隅田川そばにはその気配がまったくなし。ただ、みぞれになるかも、という寒さではあった。しばらくすると、やっと牡丹雪に。


 午後から本格的に積もってきたので、ベランダで雪だるま制作、開始。


 1個め、できた。手が冷たいけど、もうひとつ。


 目はブラックペッパーホール、手はスティックポテト、ボタンはいり大豆、口は柿の種(取れてしまった)。家にあるもの、お酒のつまみ系でなんとか完成。そして、もうちょっと大きなものにもチャレンジ。


 こちらは目を人参に、手はつまようじで、できあがり。東京の雪は、ベタつくからまとまりやすいけど、コロコロところがしにくい。北海道にいる頃は、冬仕様の装いで、手袋も雪対策万全のまま作れた。東京では、満足いく雪だるまが作りにくいな。とはいえ、雪が降ると、うれしい。気質が犬と一緒か。
 夜はもう雪がやんでいた。明日の朝は、ガリガリになって転倒者続出だろう。寝る前に雪見酒、これをいただいた。東北のお酒、岩手県釜石市の純米酒「浜千鳥」。ほんのりと甘い、さっぱりとして飲みやすいこのお酒を少し温め、ぬる燗で。

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