注文していた無印の土鍋が今朝、届いた。さっそく、最初のお手入れとして、おかゆをぐつぐつ。
これを見ながら思い出したのは、日本の昔話「舌切りすずめ」。鍋の中をじーっと見ていると、のり状態になっていくのがよくわかる。とろり、おいしそう。これをすずめが食べて食べてしまって、おばあさんに切られてしまったわけか。
そして、晩御飯の準備。例のいただきものの飛騨牛を冷蔵庫から出して、割り下作りから。これまで、割り下から作るすきやきというものは、作ったことがなかった。テキトーに野菜を入れて、ぐつぐつと煮るすきやき(と呼んでいいのか微妙)しか作ったことがなかった。牛脂を使うのも、初めての体験。
まず、鍋に牛脂をいれ脂を溶かし、砂糖も入れてあめいろいしていく。それを割り下で溶かしながら、具材も入れて焼くというか煮る。
そして、湯気で白くなっているが、このような仕上がりに。
とっても甘い。肉の甘味がよく出ている、割り下の甘さとはちがう、甘さ。子どもの頃は、すき焼きやあまり好きではなかったし、北海道は豚肉だった。牛肉は、東京に来てから食べるようにはなったが、豚のほうが慣れている。でもさすが、高級な飛騨牛。ぜんぜん質が違う、甘みもやわらかさも違う。おいしかった。
今度はもっと、うまく作れるといいのだが。ごちそうさまでした。あー大満足。やっぱり土鍋を注文して、正解。
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