スキップしてメイン コンテンツに移動

今シーズン初、鍋。


先週はたしか、ビーサンはいて3331に行ったはずだったのに。やたらと寒くなりましたから、昨夜はシーズン初、鍋の登場。


特別なものは、まったく入れていない。冷蔵庫にあるものだけ、どかどかと。なんだか、ちゃんこ鍋風のこの鍋の具材、そのとおり、過日知人からいただいたスープの元はちゃんこ鍋スープだったので、もうこれなら鶏でも豚でもいいか、と、どかどか入れてしまったのでした。

これから、土鍋が活躍する季節だなあ。


コメント

このブログの人気の投稿

高山なおみさんの餃子のたれ

 餃子のおいしいお店はたくさんある。毎日新聞社がある竹橋のパレスサイドビル地下にある中華料理店「 赤坂飯店 」の餃子などは、ジューシーでとってもおいしい。ビールや紹興酒と一緒に食べるのは、ほんとに格別。また行きたいなあ。  自分で餃子を作るようになったのは、友だちの現代美術作家・ 松蔭浩之 氏のおかげ。彼の料理は絶品で、おうちで何度もお料理をごちそうになったが、家にあるものでさりげなくぱぱぱっと何でも作ってしまうし、それがすべておいしい。さらに見た目もキレイ。作家は、手先が器用でうまいんだろうな。いつだか、彼の家で餃子をみんなで作ったのがきっかけで、いろいろ教えてもらい自分でも作るようになった。それまでは、包み方も知らない、餃子自体それほど食べることもなかったのに。あれ以来、自分で作って試すようになったのだ。  図書館に行くとよく料理本を借りるのだが、以前借りた本、高山さんのレシピの本 「うちの玄米ごはん」 にこのタレのレシピは掲載されている。このタレは、餃子は家で作った餃子と思えないような味になるし、市販のチルド製品でもグンと格段においしくなるので、ぜひお試しを。数年前の手帳にメモしていたものが見つからず、やっと出てきた。そこでおぼえがきとして、ここへメモ。 餃子のタレ レシピ ●長ネギ 15cmみじん切り ●しょう油・酢 各カップ1/2 ●XOジャン 小さじ2 ●ごま油 大さじ1 ●ラー油 小さじ2 これらをすべてまぜるだけ。2カ月ぐらいは持つと書いてあったはず。 焼肉のタレ レシピ ●酒 大さじ2 ●みりん 大さじ2 ●砂糖 大さじ3 ●しょう油 1/2カップ ●ねぎ(白)みじん切り 10cm ●おろしにんにく 1片分 ●一味唐辛子 小さじ1/2 ●ごま油 大さじ1 小さなお子さまがいらっしゃる方は、唐辛子は抜いたほうがいいでしょうね。大人だけ、あとから辛いのを入れて。 さて、連休まんなかの晩ごはん、どうしよう、餃子を作ろうかな。

住吉駅そば「丸京」さんの焼肉

所用でたまに行く、住吉駅界隈。近くには、比較的大きな都立猿江公園がある。さて、駅を出てすぐ、通りをはさんでお向かいに目立つ看板、「丸京」というものが。 最初、ここは、お弁当屋さん?それにしては、なんだかお弁当感が薄いなあと思っていた。近くへ行くと、焼肉専門の持ち帰り弁当屋さんみたいです。 値段はどうなんだろう。ごはんは家にあるし、お肉だけの持ち帰りはできるのかな。おそるおそる、お店の方へ尋ねてみた。オッケーだった、ラッキー。ためしに少量ずつ、いくつかの種類を注文してみた。 たぶん、ですが。持ち帰りのタレ付き肉の値段は、こんなところかも。すべて100gの値段。 ・ロース 430円 ・ハラミ 480円 ・カルビ 380円 ・ホルモン 380円 これを200gずつ注文すると、3340円。注文を受けて、その場でお肉を切ってたれを作って漬けてくれます。ホルモンは絶品です。これを食べたら、お店のものは、物足りない気持ちになるはず。プリプリして、とてもおいしい。私はホルモンってニガテなのですが、ここのは純粋に、生まれて初めて美味しいと思った。ここのお肉をお店で食べたら、たぶん1万円以上するんじゃないかしら。かなりお得だと思います。 ちなみに、持ち帰り弁当は、このような価格。 お弁当の持ち帰りは、男性客が多い感じ。なかには、「ごはん抜きで、肉だけで」という方もいました。そういう注文ができるのも、とても好印象。私のあとに来た男性は、私のややこしい注文も、ニコニコと待っていてくれて、私の会計が済むと「いつもの」と言うだけで、お店の方は「ああ、100gね」と、それで会話が成立していました。 安いわけではないけど、たまにこういうのも、ありですよ。お近くへいらした際は、ぜひどうぞ。 丸京 江東区住吉2ー25−1 電話 03−3846−9901 営業時間 11:00〜21:00

作家に必要なのは、健全な肉体に宿る不健全な魂。村上春樹

 これは、 「夢を観るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集 1997年ー2009年」村上春樹(文藝春秋)の中の言葉。 ( 2011年6月に行われた最新インタビューのオリジナル収録した 文庫版は、 こちら )  97年から09年までに行われたインタビュー集。日本のほかアメリカ、中国、ドイツ、フランスなど、世界の編集者や作家から直接受けたインタビュー、およびメールでのやりとりを一冊にまとめたもの。    私だけかもしれないけど、文章にかかわる仕事をしている人であれば、とてもしっくりくる内容ばかりだと思う。書くことに至った経緯、なぜ肉体を鍛えるのか、長編を書くにあたって必要なもの、海外での生活で得たもの、など、村上春樹の本を長らく読んでいる人ほど、うんうんと頷く、そしてそういうことだったのか、とヒザを打つ内容が綴られている。  彼は、いわゆる夜の付き合いをほとんどしない。業界の人々や同業者とも、つるまない。規則正しい生活を送る。そして、カラダを鍛える(主に走ること)。それだけではなく、さらに作家に必要なものとして、「健全な肉体に宿る不健全な魂」を挙げている。それは、彼が考える、長編を書くにあたって必要な要素、という。健全な魂では、文章の中身が健全になりすぎる。不健全な魂があってこそ、心の闇を描ける、ということ、ふむふむ。  いわゆる(使いたくない言葉だが)クリエイターと言われる制作の人にとって、朝までお酒を飲んで朝帰りしたり、大勢で宴会をしたり、ということは、まあ普通だったりする。もちろん作家とはちがい、広告制作などは集団でモノづくりを行うので、そもそも別物でもあるのだが、個人的には村上春樹の考え方、私は賛同。  好きなジャズからの教訓が3つあり、小説に応用しているという。それは、リズム、ハーモニー、そしてインプロヴィゼーション(即興)。確かに、文章はリズムが大切、さらに内容が調和しているか、そして勢いでががーっと書き綴る即興性があってこそ、読者も引き込まれる。  さらにクラシックについて。翻訳について触れているインタビューでは、柴田元幸の翻訳を「バッハの音楽に似ている」と表現する。シンメトリカルというか、どこかで数学的というか。不思議な世界を生み出すけれど、とても理性的(褒め言葉)。でも彼は、物事