毎年、成人の日にはサントリーが「新成人おめでとう」広告を新聞に掲載している。かつては山口瞳氏が、そして今は、伊集院静氏が新成人たちへエールを贈るべく文章を寄せている。今年は「パパとおやじから」娘と息子へという内容。そうか、二十歳になると親とお酒が飲めるんだ(うっかり忘れていた)。二十歳ぐらいの時って、果たして親とお酒を酌み交わすほど、仲良くするかしら? 自分のことを振り返ると、親とお酒なんてぜったいイヤだったような記憶があるんだけど。いまの子たちは、ちょっとちがうのかな。ご両親と同居中のアラサー女子という友だちがいるが、一人っ子とはいえお父さんお母さんととっても仲が良くて、お父さんとしょっちゅう家飲みしてるって言っていたし。親への反発ってあまりないのかもしれないな。ところで知人の男性で、二十歳の娘さんをお持ちの方がいる。一人娘で、いわゆる「眼の中に入れても痛くない」ほどの溺愛ぶり、まさに。果たして娘さんと一杯、やってるかしら? 「おとーさんと飲むの、いやだ〜!」なんて言われたら、かなり悲しむだろうなぁ(笑)。
餃子のおいしいお店はたくさんある。毎日新聞社がある竹橋のパレスサイドビル地下にある中華料理店「 赤坂飯店 」の餃子などは、ジューシーでとってもおいしい。ビールや紹興酒と一緒に食べるのは、ほんとに格別。また行きたいなあ。 自分で餃子を作るようになったのは、友だちの現代美術作家・ 松蔭浩之 氏のおかげ。彼の料理は絶品で、おうちで何度もお料理をごちそうになったが、家にあるものでさりげなくぱぱぱっと何でも作ってしまうし、それがすべておいしい。さらに見た目もキレイ。作家は、手先が器用でうまいんだろうな。いつだか、彼の家で餃子をみんなで作ったのがきっかけで、いろいろ教えてもらい自分でも作るようになった。それまでは、包み方も知らない、餃子自体それほど食べることもなかったのに。あれ以来、自分で作って試すようになったのだ。 図書館に行くとよく料理本を借りるのだが、以前借りた本、高山さんのレシピの本 「うちの玄米ごはん」 にこのタレのレシピは掲載されている。このタレは、餃子は家で作った餃子と思えないような味になるし、市販のチルド製品でもグンと格段においしくなるので、ぜひお試しを。数年前の手帳にメモしていたものが見つからず、やっと出てきた。そこでおぼえがきとして、ここへメモ。 餃子のタレ レシピ ●長ネギ 15cmみじん切り ●しょう油・酢 各カップ1/2 ●XOジャン 小さじ2 ●ごま油 大さじ1 ●ラー油 小さじ2 これらをすべてまぜるだけ。2カ月ぐらいは持つと書いてあったはず。 焼肉のタレ レシピ ●酒 大さじ2 ●みりん 大さじ2 ●砂糖 大さじ3 ●しょう油 1/2カップ ●ねぎ(白)みじん切り 10cm ●おろしにんにく 1片分 ●一味唐辛子 小さじ1/2 ●ごま油 大さじ1 小さなお子さまがいらっしゃる方は、唐辛子は抜いたほうがいいでしょうね。大人だけ、あとから辛いのを入れて。 さて、連休まんなかの晩ごはん、どうしよう、餃子を作ろうかな。
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