自転車で東京駅へ。植田正治さんの写真展「生誕100年!植田正治のつくりかた」。
初期のものから、晩年のお亡くなりになる直前のものまで、何点展示されていたのだろう、おびただしい数の点数。子どもを撮影したものが、わたしは好き。つい、ニヤッとしてしまうようなものが、たくさん。関連書籍も多数あったけど、買わずに帰宅。
はっとしてメモった言葉、ひとつあった。
「風景写真は引算だ」(1979年「わたしの風景写真」より)
確かに、植田さんの写真は引算。私が惹かれるところは、そこかもしれない。風景写真だけじゃない、引算は。広告なんて、まさにそう。残る広告、デザイン、コピーは、引算。理屈で考えても、足し算じゃなくて引算。いまの広告は、ほぼ足し算。あーでも、引算すべきものは、広告だけじゃないか。
東京ステーションギャラリーへは、きょう初めて行った。
まあしかし、東京駅、近い近い。自転車で10分ぐらいだろうか。またギャラリーへ行ってみよう。
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