いろいろ言いたいことがあるのが、現代人。仕事の打ち合わせの場では、もう、とにかくひとつ何かいえば、揚げ足取りが好きな人にとっては、一言ひとこと、足をすくう、という人がたまにいる。おそらく、意識にはないのだろうが、無意識で文句を言ってしまうのかもしれない。
たとえば、イメージの例え方に対して、「それってありえない、なんかちがう」と言う(なんかって、なんだ?)。続いて、絵本「〇〇」に出てくる地の底というか地獄というか、そういうイメージとか、といえば、『地獄っていう言葉はどうなのだ?そんな言葉使えないわけだし』など(地獄というワードを使ってみる、とは、ひとことも言ってないのだが)。
これでは、アイデア出しにはならないわけです。文句じゃなくて、提案やそれを元にしたさらなる上のアイデアなどを出すことで、もしくはイメージのもとになる画像などを持参することによって、ブレストのもとになると思いますから。出されたものに文句を言うだけ、相手をけなすだけの場は、打ち合わせでも会議でもない。
美術などの場合は、『あの展覧会、ほんまにしょうもない』と、言うのはカンタン。悪口・文句は、だれでも言える。そうではなくて、これはこうあったほうがいい、とか、あの展示はここがまずいから、こうすると良くなる、と、もっと提案性のあることを言わなければ、単なる文句を言う感想だけの人。あれこれ言いたい気持ちを抑えてこそ、物書きで生きている人間だと思いますがね。
文句言いには、賛同できない。共感もできない。提案をしませんか。
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