水丸がなくなった。おそらく私がいちばん好きなイラストレーターさんで、絵本作家さんだった。
水丸の絵本は、ほぼ読んでいる。そして、何度も読みかえしている。映画について書いているエッセイも、好きだった。そして、ネコのイラストがたまらない。毛の質感がとてもネコらしくて好きだった。絵本の仕事とエッセイの仕事について私が特に好きだった理由は、肩のチカラの抜け具合が絶妙だからだと思う。その道のプロじゃない(十分プロ中のプロなのですが)そぶりをする、チカラの抜け具合がひときわ絶妙。
青山で何度かお見かけしたことがある。とにかくステキすぎて、見ている私が緊張するほど。おそらく女性のモテモテだったのではと思う。カッコよかった。お話しを聞いたりインタビューしてみたかった、欲をいえばバーで同席してみたかった。ふわふわのネコの話を聞いてみたかった。
村上春樹の丸顔イラスト、もう新しいものが見られない。合掌
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